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杉浦日向子ベスト・エッセイ

ちくま文庫 す2−13

出版社名 筑摩書房
出版年月 2021年9月
ISBNコード 978-4-480-43762-4
4-480-43762-2
税込価格 924円
頁数・縦 327P 15cm

商品内容

要旨

江戸を題材にした漫画を多く描き、若くして評価を得た著者は漫画の執筆をやめて以降、テレビ等で江戸解説のほか、多くのエッセイを執筆してきた。その内容は、江戸の魅力を語った作品はもちろんのこと、重い病を得てからは、自らの命を見つめ、生と死に関して考え続けてきた作品も多い。その多くの優れたエッセイの中から、初期単行本未収録作品11篇、江戸や江戸人についての作品、大好きだった旅、食べ物に関する作品、書評等を選び構成した。多彩な活躍の軌跡をたどる最良のコレクション。

目次

序 私の憧れ
1 元気な若旦那
2 江戸人の流儀
3 浮世漫遊記
4 若隠居の心意気
5 いのちの読書
終 おいしいエッセー

出版社・メーカーコメント

初期の単行本未収録作品から、若き晩年、自らの生と死を見つめた名篇までを、多彩な活躍をした人生の軌跡を辿るように集めた、最良のコレクション。

著者紹介

杉浦 日向子 (スギウラ ヒナコ)  
1958年、東京生まれ。1980年、「通言室之梅」(「ガロ」)で漫画家としてデビュー。1984年、『合葬』で日本漫画家協会賞優秀賞受賞。1988年、『風流江戸雀』で文藝春秋漫画賞受賞。1993年に漫画家を引退し、江戸風俗研究家、文筆家として活動した。2005年7月22日、逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)