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列島縦断日本の墓 失われゆく墓石を訪ねる

出版社名 吉川弘文館
出版年月 2025年2月
ISBNコード 978-4-642-08469-7
4-642-08469-X
税込価格 2,420円
頁数・縦 139,8P 21cm

商品内容

要旨

北は択捉島から南は波照間島まで、各地に残る中近世の墓を紹介。墓石文化が及ばなかったアイヌや琉球にも目を向け、社会の変化や文化の多様性を探る。墓じまいなど無縁社会化が進む現代日本で、死生観の歴史を考える。

目次

プロローグ お墓を訪ね歩く人と失われゆく墓石
墓と墓石の歴史 墓石の誕生から軍人墓まで
両墓制とは 埋め墓と詣り墓
多様な近世大名墓 権力と身分秩序の象徴
個性的な江戸時代の墓石
北の墓 アイヌ墓と蝦夷地の和人墓
南の墓 洗骨と再葬

出版社・メーカーコメント

古来、人はさまざまな形で死者を悼み葬ってきた。北は択捉(エトロフ)島から南は波(は)照間(てるま)島まで、中近世に営まれ各地に残る墓をオールカラーで紹介する。墓石文化が及ばなかったアイヌや琉球にも目を向けつつ、社会の変化や文化の多様性を探りだす。墓じまいの拡大、散骨葬など葬儀や埋葬が変化し、無縁社会化が進む現代日本で、死生観と弔いの歴史を考える。

著者紹介

関根 達人 (セキネ タツヒト)  
1965年埼玉県に生まれる。現在、弘前大学人文社会科学部教授、博士(文学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)