• 本

怪物

新潮文庫 ひ−38−4

出版社名 新潮社
出版年月 2025年5月
ISBNコード 978-4-10-120154-2
4-10-120154-4
税込価格 1,045円
頁数・縦 584P 16cm

商品内容

要旨

偵察機を撃墜され、毛沢東治世下の敵国に落下した、台湾空軍スパイ・鹿康平。彼は飢餓の大陸から母国に奇跡の帰還を果たす。そう、これはわたしの血族の話だ―。中国、台北、東京。鹿康平と彼をモデルに小説を執筆するわたし=柏山康平。ふたりの男の運命が絡み合う。凜々しく美しい女との恋。命を懸けた冒険。『流』はこの長編に結実した。東山彰良の黄金期を告げる圧倒的エンターテインメント。

出版社・メーカーコメント

偵察機を撃墜され、毛沢東治世下の敵国に落下した、台湾空軍スパイ・鹿康平。彼は飢餓の大陸から母国に奇跡の帰還を果たす。そう、これはわたしの血族の話だ−−。中国、台北、東京。鹿康平と彼をモデルに小説を執筆するわたし=柏山康平。ふたりの男の運命が絡み合う。凜々しく美しい女との恋。命を懸けた冒険。『流』はこの長編に結実した。東山彰良の黄金期を告げる圧倒的エンターテインメント。

著者紹介

東山 彰良 (ヒガシヤマ アキラ)  
1968(昭和43)年、台湾台北市生れ。9歳の時に家族で福岡県に移住。2003(平成15)年、「このミステリーがすごい!」大賞銀賞・読者賞受賞の長編を改題した『逃亡作法TURD ON THE RUN』でデビュー。’09年『路傍』で大藪春彦賞を受賞。’15年『流』で直木賞を受賞。’16年『罪の終わり』で中央公論文芸賞を受賞。’17年から’18年にかけて『僕が殺した人と僕を殺した人』で、織田作之助賞、読売文学賞、渡辺淳一文学賞を受賞する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)