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参議院なんかいらない

幻冬舎新書 む−1−1

出版社名 幻冬舎
出版年月 2007年5月
ISBNコード 978-4-344-98040-2
4-344-98040-9
税込価格 792円
頁数・縦 214P 18cm

商品内容

要旨

庶民感覚に欠け平気で嘘をつき議員特権にあぐらをかく政治家が国家の舵を握っている。これはまさに国民の悲劇だ。参議院が否決したにもかかわらず郵政民営化法案は成立した。すでに国会は二院制の原理を否定し死んでいるのだ。こんな政治家のご都合主義を許していいのか―いま参議院の腐敗が、国会の死に体を象徴している。かつて「参議院の天皇」の異名をとった村上正邦、小沢一郎の知恵袋・平野貞夫、元共産党の論客・筆坂秀世が参議院大改革案を緊急提言。

目次

第1章 国会議員は特権階級であってはならない
第2章 タレント議員の府
第3章 参議院をを殺した政治家たち
第4章 参議院改革の歴史
第5章 「村上天皇」体制とその変質
第6章 参議院改革論
第7章 政治改革の本丸は参議院の大改革

著者紹介

村上 正邦 (ムラカミ マサクニ)  
1932年福岡県生まれ。柘植大学政経学部卒業。玉置和郎議員の秘書を務めた後、生長の家政治連盟本部で活動。80年に参議院議員に初当選。国会対策委員長を経て、宮澤改造内閣に労働大臣として入閣。その後、参議院自民党幹事長、議員会長を務める。野党にも及ぶ政治的影響力から「村上天皇」との異名をとった。KSD事件により2001年議員辞職
平野 貞夫 (ヒラノ サダオ)  
1935年高知県生まれ。法政大学大学院政治学修士課程修了後、衆議院事務局に就職。衆議院議長秘書などを経て92年、参議院議員初当選。自由民主党、新進党、自由党などを経て2003年民主党に合流。議会運営と立法過程に精通する唯一の政治家として高い評価を得る。04年、政界引退
筆坂 秀世 (フデサカ ヒデヨ)  
1948年兵庫県生まれ。高校卒業後、三和銀行に就職。十八歳で日本共産党に入党。二五歳で銀行を退職し、専従活動家へ。日本共産党国会議員秘書などを経て95年、参議院議員初当選。「共産党のナンバー4」として国会論戦で指導的役割を担ってきた。2003年にセクハラの嫌疑をかけられ議員辞職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)