• 本

汽車とレコード

出版社名 慶應義塾大学出版会
出版年月 2010年7月
ISBNコード 978-4-7664-1756-2
4-7664-1756-9
税込価格 3,080円
頁数・縦 317P 20cm

商品内容

要旨

歴史人口学者が綴る「旅」と「音楽」の思い出。「阿房列車」のレールの響きに、手廻し蓄音器から流れ出るモーツァルト…。歴史人口学を日本に導入した碩学が、研究生活の傍ら書き綴った旅と音楽に関するエッセイ集。

目次

第1部 私の阿房列車紀行(贋作 阿房列車
東京発シンガポール行特別阿房列車(斎藤茂太氏との対談)
三人閑談「時刻表」(小松芳喬、服部謙太郎両氏と)
蒸気機関車9600は死なず―日本の経済発展を体現した“老兵”の生涯
通いつめて五年半―私の新幹線物語
『坂の上の雲』の謎)
第2部 わがレコード音楽半世紀(モーツァルトとの出会い
モーツァルト愛好家の統計的観察
わがレコード音楽半世紀
リリー・マルレーンに憑かれて―戦争・歌・人間
生きているリリー・マルレーン
欝期の“リリー・マルレーン”号)

著者紹介

速水 融 (ハヤミ アキラ)  
慶應義塾大学名誉教授。1929年生まれ。1950年慶應義塾大学経済学部卒業、日本常民文化研究所研究員を経て1953年慶應義塾大学経済学部助手、同助教授、教授を歴任。経済学博士。1989年国際日本文化研究センター教授、1995年麗澤大学教授、2005年に定年退職。国際日本文化研究センター名誉教授、麗澤大学名誉教授。日本学士院会員。フランス人文・社会科学学士院準会員。2009年に文化勲章を受章。専攻は経済史・歴史人口学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)