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日高六郎セレクション

岩波現代文庫 学術 255

出版社名 岩波書店
出版年月 2011年11月
ISBNコード 978-4-00-600255-8
4-00-600255-6
税込価格 1,496円
頁数・縦 353P 15cm

商品内容

要旨

教壇と書斎にとどまることなく時代と向き合い、現場の人々の声に耳を傾け、発言してきた日高六郎が残している厖大な著作のなかから、社会学者、思想家として戦争、近代主義、市民、ジャーナリズムを論じた重要作品を厳選。

目次

1 戦争の記憶(船上の記憶など
私たちに問いかけるもの
わが思索わが風土)
2 近代化と近代主義(日本社会の構造とそのゆがみ
「旧意識」の原初形態
戦後の「近代主義」
戦後思想の出発)
3 大衆から市民へ(街頭の中の人間
機械時代における人間の問題
市民と市民運動)
4 知識人とジャーナリズム(大知識人論
新聞の与えるもの
文壇とジャーナリズム
小文字の文化―標識としての記録)

著者紹介

日高 六郎 (ヒダカ ロクロウ)  
1917年中国の青島に生まれる。41年東京帝国大学文学部社会学科卒業、49年東京大学助教授、69年東京大学を辞職、76‐89年京都精華短期大学教授。社会学
杉山 光信 (スギヤマ ミツノブ)  
1945年東京生まれ。東京大学文学部社会学科卒業、東京大学新聞研究所教授を経て、明治大学文学部教授。社会学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)