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はじめての文学講義 読む・書く・味わう

岩波ジュニア新書 810

出版社名 岩波書店
出版年月 2015年7月
ISBNコード 978-4-00-500810-0
4-00-500810-0
税込価格 902円
頁数・縦 166P 18cm

商品内容

要旨

読むことを楽しむにはどんな方法がある?魅力的な文章を書くにはどうしたらいい?その両面から文学の面白さ、深さを構造的に探っていく。太宰治をはじめ多種多様な文学作品をテキストにしながら、読むコツ、書くコツ、味わうコツを具体的に指南する。「文学大好き!」な現役の中学・高校生を対象にした「文学講義」をまとめた一冊。

目次

1 文学の楽しさはどこにあるのか―二つのものを結びつける力(開演の挨拶(生徒代表)
講演開始
文学は実生活で役に立たない?
組み換え、再編成、関係の場―私の仕事から
なぜ富士には月見草が似合うのか ほか)
2 文学のいとなみ―読むこと・書くこと(すべての本は役に立つ
必読書というもの―古典の新鮮さ
自分だけの「名作」を見つける
書評を利用し、ファイルを作る
恋愛小説が苦手な人がいる ほか)

おすすめコメント

文学の面白さの秘密はどこにあるのか.多様な作品を題材に読むコツ、書くコツ、味わうコツを指南する。

著者紹介

中村 邦生 (ナカムラ クニオ)  
1946年東京生まれ。作家。大東文化大学文学部教授として比較文学、英米文学、文章制作法などを担当。「冗談関係のメモリアル」で『文學界』(文藝春秋社)新人賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)