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核を葬れ! 森瀧市郎・春子父娘の非核活動記録

出版社名 藤原書店
出版年月 2017年8月
ISBNコード 978-4-86578-130-4
4-86578-130-7
税込価格 2,860円
頁数・縦 349P 19cm

商品内容

要旨

核実験が繰り返され、劣化ウラン弾が製造・使用され、「平和利用」の名のもと原発がはびこる現在をのりこえ、全世界的な“核”の悪循環を断ち切り、核被害者を出さないために!!

目次

第1章 「力の文明」の対極に「愛の文明」
第2章 「ヒロシマ後の世界」を見据えて
第3章 「不殺生」「非暴力」「生命への畏敬」
第4章 幻想だった核の平和利用
第5章 ウラン採掘に始まる放射能汚染
第6章 原子力体制を問う
第7章 地球規模で広がるヒバクシャ

おすすめコメント

「軍事利用であれ平和利用であれ、核と人類は共存できない」と訴え続けた父・森瀧市郎(1901−94)。「核燃料サイクルを断ち切るしか、人間の安全も、地球の安全もありません」と活動を続ける娘・森瀧春子。広島で片目を失った哲学者とその娘の、渾身の歩みをたどる。ヒロシマとフクシマを引き起こした、全世界的な“核”の悪循環を断ち切るには?

著者紹介

広岩 近広 (ヒロイワ チカヒロ)  
1950年大分県生まれ。電気通信大学電波通信学科卒業。1975年に毎日新聞社に入社。大阪社会部や「サンデー毎日」編集部で事件と調査報道に携わる。2007年から専門編集委員に就任し、原爆や戦争を取材・執筆、大阪本社発行の朝刊連載「平和をたずねて」で第22回坂田記念ジャーナリズム賞を受賞。2016年から毎日新聞客員編集委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)