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インパール 新装版

文春文庫 た2−11

出版社名 文藝春秋
出版年月 2018年7月
ISBNコード 978-4-16-791113-3
4-16-791113-2
税込価格 1,100円
頁数・縦 470P 16cm
シリーズ名 インパール

商品内容

要旨

およそ三万人が命を落としたインパール作戦は、どれほど無謀で無残な戦いだったのか。功名心に気負いたつ軍司令官・牟田口廉也中将の下、いたずらに犠牲となった人間の無念。敗戦後は部下に責任転嫁し、事実を歪曲した軍人を許すまじ―史実に基づいた考証と静かなる気迫で、涙と憤りなしでは読み進めぬ、戦記文学の名著。

目次

戦いの日の回想―序にかえて
インド征服の夢
先手後手
インパール見ゆ
狂奔
雨季
ビシェンプール攻撃
壊滅
死の道
肉体の限界
次期作戦準備中
戦記の中の真実―あとがきにかえて

著者紹介

高木 俊朗 (タカギ トシロウ)  
1908(明治41)〜98(平成10)年。東京生まれ。早稲田大学政治経済学部卒。松竹蒲田撮影所に入社。戦時中、陸軍報道班員として、中国、マレーシア、インドネシア、タイ、仏印、ビルマなどに従軍。従軍記者の経験をもとに、インパール作戦の悲惨さを明らかにして、軍指導部の無謀さを告発することを決意。49年無謀なインパール作戦の悲惨な戦闘を描いた最初の単行本『イムパール』を刊行(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)