中世の覚醒 アリストテレス再発見から知の革命へ
ちくま学芸文庫 ル8−1
出版社名 | 筑摩書房 |
---|---|
出版年月 | 2018年10月 |
ISBNコード |
978-4-480-09884-9
(4-480-09884-4) |
税込価格 | 1,980円 |
頁数・縦 | 580P 15cm |
商品内容
要旨 |
12世紀の中世ヨーロッパ、一人の哲学者の著作が再発見され、社会に類例のない衝撃を与えた。そこに記された知識体系が、西ヨーロッパの人々の思考様式を根底から変えてしまったのである。「アリストテレス革命」というべきこの出来事は、変貌する世界に道徳的秩序と知的秩序―信仰と理性の調和―を与えるべく、トマス・アクィナスをはじめ、キリスト教思想家たちを激しい論争の渦へと巻き込んでいった。彼らの知的遺産は、現代にどのような意義を持つのであろうか。政治活動の発展と文化的覚醒が進んだ時代の思想を物語性豊かに描いた名著。 |
---|---|
目次 |
序章 中世のスター・ゲート―西ヨーロッパの覚醒 |