このひとすじにつながりて 私の日本研究の道
朝日文庫 ど3−4
出版社名 | 朝日新聞出版 |
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出版年月 | 2019年5月 |
ISBNコード |
978-4-02-261969-3
(4-02-261969-4) |
税込価格 | 858円 |
頁数・縦 | 344P 15cm |
商品内容
要旨 |
日本語を学ぶため米海軍に入り日本兵の日記を訳し、尋問する日本人捕虜と友となった青年期。戦後、京の暮らしに雅を感じ取り、三島由紀夫ら当代の文豪・知識人と交流し日本文学を世界に広めた日々。稀代の日本研究者へ至る道のりを綴る前半生の自伝決定版。 |
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目次 |
1 太平洋戦争のなかで(最初の日本語は「サクランボ」 |
おすすめコメント
大学時代、日本語を学びたい一心で米海軍通訳士となり日本兵の遺した日記を訳し、尋問する日本人捕虜と友となる。戦後、日本文学研究者として日米を往復しながら、京の市井のぽっくりの音や蛙の声に古き日本を聞き取り、三島由紀夫、永井道雄ら当代の文豪・知識人に新鮮な刺激を受けた若き日々――。ただ一途に日本文学、日本文化を追究し、屈指のジャパノロジストへ至るまでの稀有の道程の前半生を綴る。