• 本

富士山のむこう側

出版社名 文溪堂
出版年月 2021年11月
ISBNコード 978-4-7999-0283-7
4-7999-0283-0
税込価格 1,650円
頁数・縦 181P 22cm

商品内容

要旨

時は戦国時代、関東から駿河にかけては、甲斐の武田、駿河の今川、小田原の北条の三国がにらみあっていた。でも、その三国にはさまれた小大名、葛山家のふじひめは、そんな周囲の状況など気にしないで、のびのびとくらしていた。ところが、ある夜突然、領主夫妻である、父母が消えたことで、弱肉強食の戦国時代のうずに、ふじひめもまきこまれていく。そんなふじひめの心の支えは、朝に夕に自分たちを見守ってくれている富士山だった…。戦国時代を舞台に岩崎京子が描く本格時代小説!

著者紹介

岩崎 京子 (イワサキ キョウコ)  
1922年、東京生まれ。短編「さぎ」で日本児童文学者協会新人賞を受賞。『鯉のいる村』(新日本出版社)で野間児童文芸賞、藝術選奨文部大臣賞、『花咲か』(偕成社)で日本児童文学者協会賞、『建具職人の千太郎』(くもん出版)で赤い鳥文学賞を受賞
小泉 るみ子 (コイズミ ルミコ)  
北海道生まれ。早稲田大学文学部卒業後、本格的に絵を学ぶ。児童出版美術家連盟会員。絵本、雑誌、教科書、挿絵の分野で活躍。代表作に子どものころの暮らしと美唄の四季を描いた「小泉るみ子四季の絵本」シリーズ(ポプラ社)がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)