あさとほ
出版社名 | KADOKAWA |
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出版年月 | 2022年7月 |
ISBNコード |
978-4-04-112609-7
(4-04-112609-6) |
税込価格 | 1,760円 |
頁数・縦 | 287P 20cm |
商品内容
要旨 |
幼い頃、夏日の目の前で双子の妹・青葉は「消失した」。両親を含めた誰もが青葉のことを忘れ、彼女を覚えているのは、夏日と、消失の瞬間を一緒に目撃した幼馴染の明人だけだった。青葉を忘れられないまま大学生になった夏日は、卒論指導の教授が失踪したとの報せを受ける。先生は、平安時代に存在したがその後失われてしまった「あさとほ」という物語を調べていたらしい。先生の行方と未詳の物語「あさとほ」を追う夏日は、十数年ぶりに明人と再会し、共に調査を始めるが―。ふたりが「行方不明の物語」の正体に辿り着くとき、現実は大きくその姿を変える。 |
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出版社・メーカーコメント
横溝賞受賞第一作。「行方不明の物語」をめぐる長編ホラーミステリ。「あさとほ」という散佚(さんいつ)物語(現代まで書き写されず行方不明になった物語)に関わった先生がふたりも姿を消した。国文学を専攻する大学生の夏日は「あさとほ」の謎を追いはじめるが――。