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一人ひとりを大切にする学校 生徒・教師・保護者・地域がつくる学びの場

出版社名 築地書館
出版年月 2022年8月
ISBNコード 978-4-8067-1639-6
4-8067-1639-1
税込価格 2,640円
頁数・縦 271P 19cm

商品内容

目次

第1章 教育の本当の目的
第2章 生徒と学校、より大きな枠組み
第3章 雰囲気と学校文化
第4章 一人ひとりを大切にする教育
第5章 生徒の興味関心から学び、情熱を追い求める
第6章 実社会での「リアル」な課題
第7章 家庭の教育力を取り戻す
第8章 大切なことを大切な方法で評価する
第8.5章 スタンダード(到達目標)を測るためのテストは存在しない
第9章 実現する

出版社・メーカーコメント

これまでの学校で「勉強が苦手」だと思われていたり、「落ちこぼれ」というレッテルを貼られてきた生徒が、自ら学び、卒業後も成長し続けられるようになる学校の理念とはどのようなものなのか?アメリカの小規模公立学校でありながら、全米および世界の100校ものモデルとなったMETの共同創設者がその理念と実践を語る。 [METの特徴]・生徒の一人ひとりの興味関心をもとに個別化されたカリキュラムづくり・保護者や地域も巻き込んだ教育環境・生徒は「リアル」な社会に出て、学びを深めていく・生徒が、学校で家族の一員と思える「アドバイザリー」の導入

著者紹介

リトキー,デニス (リトキー,デニス)   Littky,Dennis
The Met Schoolの共同創設者であり、共同理事。50年間にわたり中等教育に携わり、その業績は全米に知られている。2000年から2010年にかけてビル&メリンダゲイツ財団より2000万ドルの寄付を受け、アメリカ国内外に新たなThe Met Schoolを創設。現在、その数は国内に52校、オーストラリアに40校、オランダに21校など海外にまで広がっている。25歳で博士号をとったのち、27歳から6年間ニューヨーク郊外にあるShoreham‐Wading River中学校の校長を務める(この学校は極めてイノベーティブな実践でも有名)。その後、1981〜1993年は、ニューハンプシャー州の小さな町であるWinchesterのThayer高校の校長を務める(このときの経験は映画化され、「Video Gallery Town Torn Apart」で検索すると動画で見られる)。The Met Schoolはこれまで長年にわたって取り組んできた「一人ひとりの生徒を大切にする」学校づくりの総決算である
杉本 智昭 (スギモト トモアキ)  
大阪府出身。兵庫県の私立中高一貫校の英語科教諭。中高の生徒指導を担当している。生徒の発達を踏まえた、一人ひとりを大切にする生徒指導を模索しており、現在は大阪教育大学大学院連合教職実践研究科で援助ニーズについて学んでいる
谷田 美尾 (タニダ ミオ)  
広島県出身。公立高校の外国語科(英語)教諭。言語学を学び、ことばを通じて「わかる」とはどういうことかに興味をもち続けている。現在、生徒全員をフルネームで呼ぶことができ、一人ひとりの生徒が好きなことを知っていると言えるくらいの小さな高校に勤務しており、一人ひとりを大切にする小さな学校のもつ温かさと可能性を実感している
吉田 新一郎 (ヨシダ シンイチロウ)  
「PLC便り」「WW/RW便り」「ギヴァーの会」という3つのブログを通して「一人ひとりの生徒を大切にする学び方・教え方(+生き方?)」の情報を発信中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)