• 本

不定形の思想

河出文庫 つ6−5

出版社名 河出書房新社
出版年月 2022年10月
ISBNコード 978-4-309-41920-6
4-309-41920-8
税込価格 1,793円
頁数・縦 506P 15cm

商品内容

要旨

「子供の頃の疑問の幾つが、今残っているか」(「かるた」より)。幼少期の記憶、米国留学で接したプラグマティズムの伝統、戦地で経験する「思想」の試練…。「言語」「コミュニケーション」との格闘に始まる前半期の主著、初めての文庫化。

目次

1(言語の本質
現代アメリカのコミュニケイションの諸相
日本語と国際語 ほか)
2(国民文化論
岩手の保健
ヴァイキングの歴史 ほか)
3 私の本(かるた
苔のある日記
戦争のくれた字引き ほか)

出版社・メーカーコメント

鶴見俊輔の原点にして主著ともいえる前期−中期の名アンソロジー、初めての文庫化。鶴見自身が自身の全作品のなかで最も気に入っていたという論考「かるた」を収録。解説:黒川創

著者紹介

鶴見 俊輔 (ツルミ シュンスケ)  
1922年生まれ。哲学者。雑誌「思想の科学」発行の中核を担い、ベ平連など社会運動にも携わる。評論も多く、その対象は社会問題から小説、大衆芸術までと幅広い。2015年逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)