エプロン手帖
出版社名 | ポプラ社 |
---|---|
出版年月 | 2023年2月 |
ISBNコード |
978-4-591-17693-1
(4-591-17693-2) |
税込価格 | 1,650円 |
頁数・縦 | 253P 19cm |
商品内容
要旨 |
子ども時代の味覚の記憶から、料理の原点まで。食材への敬意があふれるエッセイ集。自らスタイリング&撮影した料理写真とともに、53品のオリジナルレシピも収録。 |
---|---|
目次 |
かつおぶしを削る音 |
出版社・メーカーコメント
【土井善晴さん推薦!】恐るべし平野レミ。真っ直ぐ素直にたがを外してものを観る。世間に媚びず昂ぶらず超純粋な情動は、すでに不敵なアイデアなのである。【内容紹介】私の料理の原点は、やっぱり母の味でした――子ども時代の味覚の記憶から、両親や夫・和田誠さんとの料理にまつわるおいしい思い出まで。食材への想いがいっぱい詰まったエッセイ集。自らスタイリング&撮影した写真とともに、54品のオリジナルレシピも収録。【本文より抜粋】17歳のときに、はじめて大勢の人の前に出て歌った。どうしようどうしようと緊張していたら、「客席にいるのはみんなじゃがいもだと思えばいいのよ」と先生が安心させてくれた。でも、それはお客さんに失礼だし、じゃがいもにも失礼なような気がする。じゃがいもは主食にもおやつにもなるし、ビタミンBとCがいっぱいあっておいしくて、立派な人なのである。(「じゃがいもは立派な人なのです」より)いつのまにかお料理の仕事が増えたけれど、私はいつまでもアマチュアのつもり。台所にいることが好きな主婦です。専門用語もあまり知らないし、お料理はたいてい自己流です。自己流ででたらめのようでも、これとこれを組み合わせるとこんな味になる、ということは慣れてくるとなんとなくわかるようになる。(「あとがき」より)【目次抜粋】・かつおぶしを削る音・安くておいしい、いわしはえらい・味噌汁の王者はなんといってもわかめです・鶏肉嫌いの料理研究家・おからを侮っちゃいけません・毎日お味噌汁・父とそば、私とうどん・じゃがいもは立派な人なのです・わが家のカレーの特徴・小さい頃に食べたトマトの味・ピーマンで真剣勝負・かぼちゃを食べない夫・アボカドは風変わり・梅干はわが家の常備品・火も包丁も使わないデザート本書は、1995年に文化出版局より刊行された『平野レミのエプロン手帖』を大幅に加筆・修正のうえ、新たに原稿を加え再編集した作品です。