ことばの学習のパラドックス
ちくま学芸文庫 イ50−2
出版社名 | 筑摩書房 |
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出版年月 | 2024年4月 |
ISBNコード |
978-4-480-51237-6
(4-480-51237-3) |
税込価格 | 1,320円 |
頁数・縦 | 277P 15cm |
商品内容
要旨 |
赤ちゃんはなぜことばを正しく理解できるようになるのか?この謎を解く鍵として1980年代に登場したのが「制約」理論だ。人間にはことばに関して正しいかどうかを判断する基準が生得的に備わっている、というのだ。しかし研究が進むにつれ、言語間でのカテゴリー化の違いなど、この理論だけでは説明のつかないことが出てきた。そこで著者が導いたのが「制約」は人間の発達の過程で外的状況や言語にあわせて柔軟にコントロールされる、という仮説だ。本書ではそのメカニズムが巧みな実験により明らかにされていく。認知科学の分野をリードしてきた著者の原点となるデビュー作。 |
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目次 |
第1章 ことばと意味の即時マッピングと制約理論 |
出版社・メーカーコメント
赤ちゃんはなぜ、ことばがわかるようになるのか? 認知科学の第一人者である著者がこの謎に取り組んだデビュー作。待望の文庫化。解説 佐治伸郎