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伝承異聞呪林

竹書房怪談文庫 HO−682

出版社名 竹書房
出版年月 2024年9月
ISBNコード 978-4-8019-4109-0
4-8019-4109-5
税込価格 924円
頁数・縦 287P 15cm

商品内容

要旨

遠く古の世より依り代として神聖視され、畏敬の念をもって人々から崇められてきた「樹木」に纏わる怪談アンソロジー。叔父の遺言めいた「庭の木を全部伐ってくれ」という言葉は何を意味するのか…「白い木」、久しぶりの故郷で目にした大木は全く記憶になくて…「土になれ」、休憩がてら訪れた神社、御神木の近くで話しかけてきたのは…「休憩中」、決して関わってはいけない祟りの木、ある日ひとつの疑問が湧いてきて…「折る。」、イジメを受けた女子高生が思いついたのは木に人形を打ち付ける呪いの儀式…「バルサ」など、驚愕の怪異体験全42話!

目次

顔松
わくらばつもる
樹液
ドンジンボク
首吊りの木
御神木
首括りの松
これ多分婆ちゃんなんだよ
シンボルツリー
座敷牢
白い木
遺影
たけやぶばあさん
義母の菊は口に苦し
お役所仕事
土になれ
ピノキオ
真っ二つ
彼方の山の話 二篇
引っ越し
大銀杏
赤地蔵
形見
緑の光
休憩中

樹洞
庭の木
土中の丸太
姉妹牡丹
似ている二人
十月十日
折る。
小さな花が咲いた
フリージア兄さん
執念深い蔦
戒め

バルサ
先触れ
木の話―黒部老とお山
木の話―ハーニーヌの鉄槌

出版社・メーカーコメント

呪いの木、ご神木、丑の刻参りや呪術に使われた木、木に宿る精霊、家の逆さ柱など、樹木に纏わる怖い話を集めた怪談アンソロジー!