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私たちは何を捨てているのか 食品ロス、コロナ、気候変動

ちくま新書 1848

出版社名 筑摩書房
出版年月 2025年3月
ISBNコード 978-4-480-07677-9
4-480-07677-8
税込価格 1,012円
頁数・縦 243,23P 18cm

商品内容

要旨

食品ロスのために失われている金額は、日本では年間4兆円とも言われている。たとえば大手コンビニ1店舗が捨てている食品は年間468万円。食品ロスは、コロナ禍やウクライナ侵攻、気候変動など、地球規模の事業と繋がっており、貧困や飢餓の問題にも影響を与えている。社会問題として複雑に絡まった因果関係を、多数の事例を挙げながら丁寧に解説する。牛乳、コメ、卵など身近な食べ物をめぐる話題から賞味期間と消費期限、ごみ問題まで、私たちの生活と直結する内容が満載。

目次

第1章 パニック買いの背後で捨てられる食べもの
第2章 日本の食の「捨てる」システム
第3章 貧困をめぐる実情
第4章 ごみ政策と食品ロスの切っても切れない関係
第5章 気候変動とほころんだ食料システム
第6章 食べものを捨てるとき、わたしたちは何を捨てているのか

出版社・メーカーコメント

年間4兆円、大手コンビニ1店舗468万円−−日本の食品ロスで「捨てる」金額だ。地球規模の事件と複雑に繋がり、持続不可能な危険な道であることを警告する。

著者紹介

井出 留美 (イデ ルミ)  
食品ロス問題ジャーナリスト。奈良女子大学食物学科卒。博士(栄養学/女子栄養大学大学院)、修士(農学/東京大学大学院農学生命科学研究科)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)