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大衆はどう国民化されたのか 世論のメディア史

歴史総合パートナーズ 18

出版社名 清水書院
出版年月 2025年3月
ISBNコード 978-4-389-50157-0
4-389-50157-7
税込価格 1,100円
頁数・縦 97P 21cm

商品内容

目次

はじめに 近代民主主義は「大衆の国民化」を必要とした!
1 「遅れてきた国民」は大衆的公共性にどう向き合ったのか?
2 「輿論の世論化」。どちらもヨロンと読みますか?
3 情報社会もメディア社会も総力戦から生まれたもの?
4 初めて国民文化を具現したのはラジオ文明?
5 世論調査は国民共同体を確認する装置?
おわりに グローバル化時代のメディア史的思考―国民のまま歴史できるか?

著者紹介

佐藤 卓己 (サトウ タクミ)  
1960年、広島県広島市生まれ。1989年、京都大学大学院博士課程単位取得退学。博士(文学)。東京大学新聞研究所助手、同志社大学文学部助教授、国際日本文化研究センター助教授、京都大学大学院教育学研究科教授を経て、上智大学文学部新聞学科教授、京都大学名誉教授。主要著作:『『キング』の時代』(岩波書店、2002年、第24回日本出版学会賞・第25回サントリー学芸賞受賞。岩波現代文庫、2020年)/『言論統制』(中公新書、2004年、第34回吉田茂賞受賞。増補版=2024年)ほか(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)