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理科系の文学誌

新装版

出版社名 工作舎
出版年月 2025年3月
ISBNコード 978-4-87502-576-4
4-87502-576-9
税込価格 3,850円
頁数・縦 423P 21cm
シリーズ名 理科系の文学誌

商品内容

要旨

未来=現在を予見する荒俣宏、初期の代表作、新装版でついに復活!

目次

1 言語の宇宙へ(『バベル‐17』
『ガリバー旅行記』
『山椒魚戦争』)
2 物質の未来を求めて(『結晶世界』
『時の凱歌』
『エントロピー』)
3 生命圏科学異聞(『エレホン』
『闇の左手』
『地球の長い午後』)
4 二十世紀の展望(ロシア=ソヴィエト
イギリス
『アメリカ』
『日本』)
5 函数関係としてのSF(作品〈非A〉
生物学戦争
文学建築論)

著者紹介

荒俣 宏 (アラマタ ヒロシ)  
1947年生れ、蟹座。慶應大学法学部卒業後、某企業のコンピュータ・ルームへ「遺憾ながら」配属。その間も、学生時代から行ってきた幻想文学の翻訳を手がけ、“別世界通信”を発信しつづける。近年は、ビュフォンやキュヴィエをはじめとする博物学に傾倒し、神田の古本屋をめぐり歩いては、当時の美しい彩色図版の入った文献を狩猟している。以上、本書初版時のプロフィール。1976年には、紀田順一郎と共同編集の『世界幻想文学大系』で日本翻訳出版文化賞を受賞。編著作書・翻訳書は400冊を超え、現在も、多分野多方面で活躍中。世界妖怪協会会員、2017年より京都国際マンガミュージアム館長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)