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〈驚き〉を呼び込む自然体験学習 環境を学ぶ心身をつくる第一歩

出版社名 昭和堂
出版年月 2025年6月
ISBNコード 978-4-8122-2423-6
4-8122-2423-3
税込価格 2,750円
頁数・縦 195,7P 21cm

商品内容

要旨

自然体験はなぜ必要なのだろう?何を学ぶのだろう?哲学、宗教学、教育学などの多分野から理解を深め、これまでの研究の分析と現場での事例から、新たな視点〈驚き=ワンダー〉を提供する。自然体験を通じて、環境やサステナビリティを学ぶ心身をつくる第一歩を踏み出そう。

目次

1部 なぜ自然体験が必要なのか―体験が育む感性とウェルビーイング(環境教育のファーストステップ―自然体験とリスクに対応する身体
センス・オブ・ワンダー―自然との出会いと知の始まり
アジアの智慧・仏教に学ぶサステナビリティ―SDGs・環境思想からの探究
『アウトドア・スタディーズ』が拓く視点―多様性と幸福、持続可能性)
2部 どのような自然体験を試みるのか―〈知の全体性〉へいざなう体験のために(自然体験学習から何を学ぶのか―体験した感動の先にあるもの
野外教育実践から何を学ぶのか―体験をめぐる理論と実践の往還と課題:大学集中授業「キャンプ」に着目して
バーチャル・リアリティと自然体験―二つの体験を架橋する)
3部 自然体験はどう展開されてきたか―教育制度の枠組みの中で(学校教育における環境教育の推進と展開―リアルタイムで世界と連動するために
青少年の成長を支える自然体験―これからの体験活動を構想していくために
本物にふれる学び―農業高校での森林・林業教育をもとに)

著者紹介

関 礼子 (セキ レイコ)  
立教大学社会学部教授。専門は、環境社会学・地域環境論
井上 真理子 (イノウエ マリコ)  
国立研究開発法人森林研究・整備機構森林総合研究所多摩森林科学園グループ長。専門は、森林科学、森林教育、農業教育、野外教育、環境教育
太田 和彦 (オオタ カズヒコ)  
南山大学総合政策学部准教授、総合地球環境学研究所客員准教授。専門は、環境倫理学、食農倫理学、シリアスゲーム(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)