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軍都の陽炎 軍靴と娼婦の記憶を旅する

集英社文庫 や56−3

出版社名 集英社
出版年月 2025年6月
ISBNコード 978-4-08-744788-0
4-08-744788-X
税込価格 924円
頁数・縦 377P 16cm

商品内容

要旨

横須賀、呉、佐世保など軍港、軍都には必ず色街があった。治安維持、兵の衛生管理など軍事上の役割を持ち、地域の財源としても機能していたが、その存在は歴史の陰に押しやられ、当時を知る人々の口も重い。昭和100年、戦後80年を迎えた今、戦争を戦場からではなく、銃後の視点から捉えたノンフィクション。かつて確かに存在した人々の息遣いを、現地を歩き写真に収め、人の話を書き留めた旅の記録。

目次

プロローグ
第一章 横須賀
第二章 大湊
第三章 舞鶴
第四章 知覧・鹿屋
第五章 千歳
第六章 津田沼 中国 ビルマ
第七章 呉 御手洗
第八章 富士山周辺の色街
第九章 北九州 佐世保
エピローグ

出版社・メーカーコメント

戦後80年。かつての軍都を歩き、色街の名残を探したドキュメンタリーが待望の文庫化。教科書には載らない生きた歴史がここに。

著者紹介

八木澤 高明 (ヤギサワ タカアキ)  
1972年神奈川県生まれ。ノンフィクション作家。写真週刊誌カメラマンを経てフリーランス。2012年『マオキッズ毛沢東のこどもたちを巡る旅』で第19回小学館ノンフィクション大賞優秀賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)