異形家の食卓
集英社文庫
出版社名 | 集英社 |
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出版年月 | 2003年2月 |
ISBNコード |
978-4-08-747548-7
(4-08-747548-4) |
税込価格 | 924円 |
頁数・縦 | 362P 16cm |
書店レビュー
総合おすすめ度:
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小説ではありそうでないジャンル
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- 文真堂書店 相生店 (群馬県桐生市)
グロイ。とにかくグロテスクで悪趣味のひと言に尽きる。人が生理的に嫌悪感を催すシチュエーションを、ひたすらドロドログチャグチャと書き連ねていく様は嫌がらせかと思うほどだ。文字しかないからこそ、直接的な表現である絵や映像なんかよりもよほどインパクトがあり、何時までも心に残ってしまう。とても普通の人にはお勧めできないが、だからこそ、あまり趣味のよろしくないご同輩には自信を持ってお勧めできるとも言える。ありきたりなスプラッタに飽きた方は一読してみるのも面白いかも。
(2006年9月1日)
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商品内容
要旨 |
国際会議のため来日した、ゾエザル王国の外務大臣・ジュサツ。独裁国家に対する強い風当たりにもめげず、常に笑顔をたやさない彼を癒す、おぞましいストレス解消法。つぶれかけたフレンチ・レストランを救った、魅惑の食材の正体。一家団欒のテーブルで告白される、悪食の数々など、全11篇。異才が贈る、駄洒落×ホラー×グロテスクのフルコースを召し上がれ。 |
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出版社・メーカーコメント
一度口にすれば、誰もが虜になる魅惑の食材の秘密。某国の外務大臣を癒す、恐るべきストレス解消法。ブラックな笑いと前人未到の恐怖に彩られた異色短篇集を召しあがれ。 (解説・山田正紀)