• 本

数量化革命 ヨーロッパ覇権をもたらした世界観の誕生

出版社名 紀伊国屋書店
出版年月 2003年11月
ISBNコード 978-4-314-00950-8
4-314-00950-0
税込価格 3,850円
頁数・縦 352P 20cm

商品内容

要旨

ヨーロッパ帝国主義が比類なき成功をおさめたのはなぜか?理由のひとつは、科学革命に先立つ中世・ルネサンス期に、人々の世界観や思考様式が、宗教的なものから普遍的・効率的なものに変化していたことだと著者は言う。数字、機械時計から楽譜、遠近法まで、幅広い分野に目配りしながら、そうした変化をもたらした数量化・視覚化という革命を跡づけてゆく西欧精神史。

目次

第1部 数量化という革命―汎測量術(パントメトリー)の誕生(数量化するということ
「敬うべきモデル」―旧来の世界像
「数量化」の加速 ほか)
第2部 視覚化―革命の十分条件(視覚化するということ
音楽
絵画 ほか)
第3部 エピローグ(「新しいモデル」)

出版社
商品紹介

暦、時計、遠近法、楽譜、簿記、広範な分野で起きた数量化・視覚化という革命。ヨーロッパ覇権を準備した人々の思考様式の変化を追う。

著者紹介

クロスビー,アルフレッド・W. (クロスビー,アルフレッドW.)   Crosby,Alfred W.
1931年、ボストン生まれ。歴史学者。オハイオ州立大学、ワシントン州立大学、テキサス大学などで教職を歴任
小沢 千重子 (オザワ チエコ)  
1951年、東京生まれ。東京大学農学部水産学科卒。水産庁勤務などを経て、現在、ノンフィクション分野の翻訳に従事している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)