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日本共産党VS.部落解放同盟

モナド新書 003

出版社名 にんげん出版
出版年月 2010年10月
ISBNコード 978-4-931344-29-7
4-931344-29-1
税込価格 1,034円
頁数・縦 253P 18cm

商品内容

要旨

共産党と水平社は、ともに近代日本の汚辱のなかから生まれ出た栄光の結社であった。それがなぜ、どうしようもない敵対関係に陥ってしまったのか。同和対策は毒まんじゅうか?糾弾イコール暴力か?利権とはなにか?共産党と解放同盟の蜜月がひび割れ、暴力的対決に至った真相をめぐってかわされる両氏の議論は、日本の社会運動のあり方をめぐる本質論となる。

目次

第1章 蜜月の時代に生まれていた対立の萌芽
第2章 同和対策は毒まんじゅうか―解放同盟内での対立
第3章 矢田事件、八鹿事件―同盟と党の暴力的対立
第4章 全面的な路線対立・組織対立へ
第5章 部落解消論と利権問題
補論 日本共産党と部落解放同盟対立の歴史的・社会的背景

著者紹介

筆坂 秀世 (フデサカ ヒデヨ)  
1948年兵庫県生まれ。元共産党常任幹部会委員。高校卒業後18歳で日本共産党へ入党。95年参議院議員初当選。党ナンバー4の政策委員長、書記局長代行をつとめる。2003年に参議院議員を辞職。2005年離党
宮崎 学 (ミヤザキ マナブ)  
1945年京都生まれ。父は伏見のヤクザ寺村組組長。早稲田大学中退。早大在学中は共産党系ゲバルト部隊隊長として活躍。週刊誌記者、家業の土建業を経て、96年に自身の半生を綴った『突破者』で作家デビュー。その後もアウトローの世界をテーマに執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)