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ピアノ・ノート 演奏家と聴き手のために 新装版

出版社名 みすず書房
出版年月 2018年10月
ISBNコード 978-4-622-08752-6
4-622-08752-9
税込価格 3,850円
頁数・縦 227,14P 20cm
シリーズ名 ピアノ・ノート

商品内容

要旨

万能でパワフル、しかしもっとも誤解されているピアノという楽器。軽妙なタッチの逸話でローゼンが語るのは、ピアノが19世紀のクラシック音楽を牽引し、そして衰退していった物語だ。世界的なコンサート・ピアニスト=西洋音楽史と文学に詳しい理論家が、80歳を目前にしてその経験と知恵を結集した。味わい深く痛快なエッセイ。ここにはピアノ演奏の苦しみと歓びが、演奏家、定年でピアノを始めた人、CDでもっぱら聴く人、みんなのために書かれている。

目次

プレリュード
第1章 身体と心
第2章 ピアノの音を聴く
第3章 ピアノという楽器と、その欠陥
第4章 音楽学校とコンクール
第5章 コンサート
第6章 レコーディング
第7章 演奏スタイルと音楽様式
ポストリュード

著者紹介

ローゼン,チャールズ (ローゼン,チャールズ)   Rosen,Charles
1927年ニューヨークに生まれる。4歳でピアノを始め、11歳でジュリアードを中退、モーリツ・ローゼンタールに師事する。1951年プリンストン大学で博士号取得(フランス文学)。コンサート・ピアニスト、音楽批評家・理論家。ニューヨーク州立大学、オックスフォード大学、ハーバード大学、シカゴ大学などで教鞭をとる(フランス文学ほか)、『ニューヨーク・レビュー・オブ・ブックス』に定期的に執筆していた。2012年歿
朝倉 和子 (アサクラ カズコ)  
翻訳家(SWET会員)、ピアニスト(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)