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オランダ商館長が見た江戸の災害

講談社現代新書 2556

出版社名 講談社
出版年月 2019年12月
ISBNコード 978-4-06-518179-9
4-06-518179-8
税込価格 1,056円
頁数・縦 289P 18cm

商品内容

要旨

平成、令和の時代と同じように災害の多かった江戸時代。人びとは災害をいかに生き抜いたのか。被災直後の江戸城内での将軍への謁見、町で復興に励む市井の人びとなど、歴代のオランダ商館長の克明な記録をもとに、災害列島を生きる日本人の姿に迫る。

目次

第1章 明暦の大火を生き抜いた商館長ワーヘナール
第2章 商館長ブヘリヨンがもたらした消火ポンプ
第3章 商館長タントが見た元禄地震
第4章 商館長ハルトヒと肥前長崎地震
第5章 商館長ファン・レーデが記した京都天明の大火
第6章 島原大変肥後迷惑―商館長シャセーの記録

おすすめコメント

ハーグ国立文書館に眠っていたオランダ商館長の日記。明暦の大火、元禄地震の災害のなか人びとはいかに生きたか。磯田道史氏解説付!

著者紹介

クレインス,フレデリック (ガマダ カズヨシ)   Cryns,Frederik
1970年、ベルギー生まれ。国際日本文化研究センター准教授。専門は日欧交流史
磯田 道史 (イソダ ミチフミ)  
1970年、岡山県生まれ。国際日本文化研究センター准教授。専門は日本近世・近代史、社会経済史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)