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夕暮の緑の光 野呂邦暢随筆選 新装版

出版社名 みすず書房
出版年月 2020年4月
ISBNコード 978-4-622-08904-9
4-622-08904-1
税込価格 3,080円
頁数・縦 227P 20cm
シリーズ名 夕暮の緑の光

商品内容

要旨

1980年5月7日に42歳の若さで急逝した諫早の作家、野呂邦暢。故郷の水と緑と光を愛し、詩情溢れる、静かな激しさを秘めた文章を紡ぎ続けた。この稀有な作家の魅力を一望する随筆57編を収録。

目次

東京から来た少女
装幀
「漁船の絵」
H書店のこと
馬の絵
小林秀雄集
フイリップ
花曜日
日記
菜の花忌〔ほか〕

著者紹介

野呂 邦暢 (ノロ クニノブ)  
1937年9月20日長崎市生まれ。1945年、8歳で諫早市に疎開、同地で長崎への原爆投下を目の当たりにする。1956年、長崎県立諫早高校卒業。同年秋に上京しアルバイト生活を送る。1957年春に帰郷、同年6月、陸上自衛隊に入隊。翌年、北海道で除隊。諫早で家庭教師をしながら小説執筆をはじめる。1965年「或る男の故郷」で文學界新人賞佳作。1967年、「壁の絵」芥川賞候補。以降、「白桃」「海辺の広い庭」「鳥たちの河口」が同賞候補となる。1974年、「草のつるぎ」で第70回芥川賞受賞。小説にとどまらず、多数の随筆、評論を執筆のほか、無名兵士の戦記蒐集の編集長など活動の場は多岐にわたった。1980年5月7日没
岡崎 武志 (オカザキ タケシ)  
1957年大阪生まれ。立命館大学卒。ライター。書評家。著作多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)