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信じる者は破壊せよ 古代ギリシア・ローマ、キリスト教が招いた暗黒の世紀

出版社名 みすず書房
出版年月 2023年7月
ISBNコード 978-4-622-09620-7
4-622-09620-X
税込価格 4,620円
頁数・縦 273,52P 20cm

商品内容

要旨

“キリスト教の勝利”は、いかにして達成されたのか?勝利とは単に「勝つ」ことではなく、壊滅だった。破壊と殺戮に彩られた古代史を追う、衝撃の歴史ドキュメンタリー。

目次

はじまり
プロローグ―パルミラ、およそ紀元三八五年
そして、終わりへ
イントロダクション―アテナイ、紀元五三二年
第1章 目に見えない軍勢
第2章 悪魔の戦場
第3章 賢明さは愚かなことである
第4章 「少数の殉教者について」
第5章 狂わされた男たち
第6章 世界でもっとも壮大な建物
第7章 神殿を嫌悪すること
第8章 悪魔を退治する方法
第9章 無謀な人々
第10章 悪魔と杯を交わす
第11章 悪魔の過ちを浄化する
第12章 その日を摘み取れ
第13章 神の道を棄てる者
第14章 喜びの暴虐を消せ
第15章 慈悲深い残忍さ
第16章 暴君と危機の時代

著者紹介

ニクシー,キャスリーン (ニクシー,キャスリーン)   Nixey,Catherine
ケンブリッジ大学で西洋古典学を学ぶ。西洋古典学の講師として数年間働いた後、『タイムズ』紙のアート面のジャーナリストを経て、2021年より『エコノミスト』誌の英国特派員。『タイムズ』『フィナンシャル・タイムズ』『ニューヨーク・タイムズ』などにも寄稿している。本書で英国王立文学協会ジャーウッド賞を受賞した
松宮 克昌 (マツミヤ カツヨシ)  
翻訳家。上智大学文学部卒。日本翻訳家協会評議員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)