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摂津・河内・和泉の戦国史 管領家の分裂と天下人の誕生

歴墾ビブリオ 戦国時代の地域史 1

出版社名 法律文化社
出版年月 2024年6月
ISBNコード 978-4-589-04326-9
4-589-04326-2
税込価格 3,080円
頁数・縦 239,13P 21cm

商品内容

要旨

戦国時代の首都圏「天下」を構成した摂津・河内・和泉。京都盆地に代わり勃興する大阪平野は、「下剋上」の気運がみなぎり、畠山氏・細川氏・三好氏・織田氏の興亡を経て、豊臣政権の本拠地となる。自治都市の堺や大坂寺内町、兵庫津や尼崎の港町を中心に繁栄を遂げ、商人や僧侶は茶の湯など新たな文化の担い手となった。本書では、宗教・経済・文化・城郭なども取り上げ、重層的な戦国史像を構築する。

目次

第1部 再構築される新たな「天下」の舞台(畠山氏と応仁・文明の乱
細川氏と明応の政変
三好氏の畿内制覇
大坂本願寺と織田信長
豊臣政権の全国統一)
第2部 大阪平野に漲る活力(台頭する宗教勢力
まちの発展と海外貿易
人々の暮らしと生活の再建
堺を中心に花開いた文化
摂河泉の城郭の構造とその背景)

著者紹介

天野 忠幸 (アマノ タダユキ)  
1976年兵庫県生まれ。現在、天理大学人文学部教授
宇野 千代子 (ウノ チヨコ)  
1969年大阪府生まれ。現在、堺市博物館学芸係長
新谷 和之 (シンヤ カズユキ)  
1985年和歌山県生まれ。現在、近畿大学文芸学部准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)