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ジャン=リュック・ゴダール 思考するイメージ、行動するイメージ

出版社名 フィルムアート社
出版年月 2025年3月
ISBNコード 978-4-8459-2324-3
4-8459-2324-6
税込価格 3,960円
頁数・縦 397P 19cm

商品内容

要旨

最晩年の協力者の一人が綴る、最も先鋭的かつ最も情熱的なゴダール論集成。言葉とイメージが衝突し、創造行為の萌芽を垣間見せるゴダールからの機知に富んだ58通のEメールも収録!

目次

序 イメージの危険を冒した理論
1 聖像崇敬、機知、実践(「入れ子状に破損した」映画 ジャン=リュック・ゴダールとイメージをめぐるビザンティン哲学
ジャン=リュック・ゴダール、機知、形式的創意(批評と象徴的権力の関係についての予備的な覚書) ほか)
2 映画作品の爆発(予見の技法 『アルファヴィル』とGRAV
『シネトラクト1968番』と『赤』 ジェラール・フロマンジェとジャン=リュック・ゴダールの共作 ほか)
3 JLGのために仕事をする(ジャン=リュック・ゴダール『イメージの本』をファブリス・アラーニョ(左側)とジャン=ポール・バタジア(右側)と一緒に見ながらすばやく書き留めたメモ
ジャン=リュック・ゴダールから送られてきたいくつかのメッセージ ほか)
4 行商する―3つの上映プログラム(多数のゴダール、1本の映画を裏返すこと
あなたのエゴに敬意を、ゴダールさん ほか)
エピローグ LAST LEFT AND FAST

著者紹介

ブルネーズ,ニコル (ブルネーズ,ニコル)   Brenez,Nicole
パリ第三大学映画・視聴覚研究科教授。高等師範学校を卒業後、美術史家ユベール・ダミッシュのもとで、1989年にジャン=リュック=ゴダールの『軽蔑』に関する博士論文を提出。映画をめぐる理論的考察を展開する一方、1996年よりシネマテーク・フランセーズで前衛映画の上映プログラムを担当している。『イメージの本』(2018)への参加をきっかけに、ゴダール晩年の協力者の一人となった
堀 潤之 (ホリ ジュンジ)  
1976年東京生まれ。関西大学文学部教授。専門は映画研究・表象文化論
須藤 健太郎 (スドウ ケンタロウ)  
1980年生まれ。映画批評家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)