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ロバート・キーガンの成人発達理論 なぜ私たちは現代社会で「生きづらさ」を抱えているのか

出版社名 英治出版
出版年月 2025年4月
ISBNコード 978-4-86276-275-7
4-86276-275-1
税込価格 5,940円
頁数・縦 573P 22cm

商品内容

要旨

成人発達理論の世界的大家による現代社会への鋭いメッセージ。対人支援の世界に革命をもたらした不朽の名著。職場、対人関係、家庭生活…あらゆる場面における課題の根本原因を追求し、成人が発達するとはどういうことか、それを促すためには何が必要かを解き明かす。

目次

1 「大人になる前」に対する精神的要求(ティーンエイジャーに課される隠されたカリキュラム 「いったいどうしろって言うんだよ」
どんな手を差し伸べるのか 橋は両岸にしっかり固定される必要がある)
2 私生活に対する精神的要求 親子・夫婦関係の問題はなぜ起こるのか(親子関係 子どもに心を配る
夫婦関係 愛と意識)
3 職場や社会における精神的要求 仕事と自己啓発(仕事 自律的なプロフェッショナルを雇おうとすることについて
性格・文化・男女の違い 男女間のコミュニケーション/理論間のコミュニケーション
心の問題 サイコセラピーの議論されていない要求
学び 「先生は私たちに、自己主導的になってほしいと思っている」)
4 ポストモダン社会からの精神的要求(対立、リーダーシップ、知識の創造
誤った旅のよき道づれとなることについて)

出版社・メーカーコメント

【対人支援の世界に革命(パラダイムシフト)をもたらした不朽の名著】職場、対人関係、親子関係……あらゆる場面における課題の根本原因を追求し、成人が発達するとはどういうことか、それを促すためには何が必要かを明らかにする。著書累計10万部突破。『なぜ人と組織は変われないのか』『なぜ弱さを見せあえる組織が強いのか』著者であり、成人発達理論の世界的大家による、現代社会への鋭いメッセージ。

著者紹介

キーガン,ロバート (キーガン,ロバート)   Kegan,Robert
ハーバード大学教育学大学院 名誉教授。発達心理学と教育学の世界的権威。40年余の研究・執筆活動を通じて、人が成人以降も心理面で成長し続けることは可能であり、現代社会のニーズにこたえるためにもそれが不可欠であることを明らかにした「成人発達理論」の先駆的研究者。ハーバード大学教育学大学院「変革リーダーシップ・グループ」研究責任者であるリサ・ラスコウ・レイヒーとともに、変革プログラム「免疫マップ」や、組織開発理論「発達指向型組織」を構築し、多くの個人や組織の変容支援を行っている
中土井 僚 (ナカドイ リョウ)  
オーセンティックワークス株式会社 代表取締役、リーダーシップ・プロデューサー。「滞った流れに何らかの方向を紡ぎ出し、流れをうねりに変えること」をテーマに、20年以上にわたりU理論・成人発達理論・インテグラル理論を土台としたエグゼクティブコーチング、リーダーシップ開発、組織開発を行う。日本社会におけるU理論の普及と社会的実践に加え、成人発達理論の啓蒙と実践研究に従事し、多数の執筆・翻訳・監訳実績を持つ
鈴木 規夫 (スズキ ノリオ)  
一般社団法人 Integral Vision & Practice代表理事。1990年代前半に合衆国の大学在籍中にケン・ウィルバーの著書に出逢い大きな衝撃を受け、その後California Institute of Integral Studiesで「人間(個人・組織・社会)の成長・発達の可能性を解き明かすための統合理論」としてインテグラル理論に関する研究に取り組んだ。帰国後は、執筆や講演などを通じてインテグラル理論の普及に従事する傍ら、幅広い業界の企業組織において、経営者の支援を中心とした対人支援活動に従事している。また、発達段階測定と発達志向型支援に関する訓練に取り組んでいる
野津 智子 (ノヅ トモコ)  
翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)