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これからの図書館情報学 人工知能と共生する図書館

y‐knot Musubu

出版社名 有斐閣
出版年月 2025年5月
ISBNコード 978-4-641-20017-3
4-641-20017-3
税込価格 2,200円
頁数・縦 274P 19cm

商品内容

要旨

図書館はあなたにとってどのような存在だろうか。人と知識、社会をつなぐ図書館。人々の暮らし、未来に貢献する図書館。本書では、図書館が果たすさまざまな機能・課題について整理し、国内外の先進事例も多数紹介します。人々、社会が多くの課題を抱える時代だからこそ、今改めて図書館の意義と新たな可能性について考えてみよう。

目次

第1部 図書館の役割と機能(社会のなかの図書館・図書館員
図書館の機能―コミュニティの情報・知識と交流の拠点
知的自由と図書館―「図書館の自由」と‘デジタル・プライバシー’の保護
情報の今日的意味―知識を継承し、イノベーションを生み、AIを育てる情報
図書館の情報組織化―アナログ文献とデジタルコンテンツの組織化と利用
IT技術の社会普及を担う図書館―利用者の新たな体験を生むIT技術
著作権ビジネスと図書館―グローバル経済と企業社会の変容)
第2部 苦悩する市民社会と図書館 図書館は挑戦する(格差に挑む図書館―拡大する貧困と図書館の役割
マイノリティのための図書館―あらゆる人々の生活を支援する
次世代市民の育成・教育を担う図書館―図書館利用者教育に着目して)
第3部 未来社会に貢献する図書館 生活の充実・再建ならびに産業の再編・高度化を展望する(キャリア支援/ビジネスと図書館―就職・転職/起業を支援する
フィナンシャル・リテラシーと図書館―図書館が育む経済力
メディカル/ヘルス・リテラシーと図書館―自分と家族の健康の自己管理
イノベーションと図書館―外部効果を呼ぶ基礎科学の振興
アメリカ・韓国の図書館政策)

出版社・メーカーコメント

人々の苦境・多くの社会課題と デジタル社会に向けた大きな変化のなかで 図書館に課せられた役割とは。社会基盤の1つとしての公共図書館の機能・課題を整理し 先進事例も多数紹介。新しい時代・社会における図書館の可能性を学び 考えるためのテキスト。

著者紹介

松戸 宏予 (マツド ヒロヨ)  
佛教大学 教授
前川 和子 (マエカワ カズコ)  
前 大手前大学教授、図書館を学ぶ相互講座 代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)