あんぽん 孫正義伝
出版社名 | 小学館 |
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出版年月 | 2012年1月 |
ISBNコード |
978-4-09-388231-6
(4-09-388231-2) |
税込価格 | 1,760円 |
頁数・縦 | 399P 20cm |
書店レビュー
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あんぽん 孫正義伝
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- ほんのいえ宮脇書店越谷店 (埼玉県越谷市)
ノンフィクション界の大御所・佐野眞一が、ソフトバンク・孫正義のルーツを朝鮮半島にまで遡って解き明かす。連載で注目を浴びた「週刊ポスト」の内容に、単行本化にあたって大幅加筆された。ここには、ビジネスパーソンとしてよりも“人間・孫正義”として描かれている。異端児ともいわれながら、規格外のスケールで次々とビジネスを展開していくその根源を知る思いがする。人の生涯はそれぞれに複雑で深いだろうが、これほどまでに濃密な生き様があるだろうか。いまや、多くの孫正義論が出版化されているが、本書はそのどれよりも抜きん出ている感じがしてやまない。孫正義が好きであってもそうでなくても、読んでみる価値のある一冊だと思う。
(2012年5月30日)
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商品内容
要旨 |
今から一世紀前。韓国・大邱で食い詰め、命からがら難破船で対馬海峡を渡った一族は、筑豊炭田の“地の底”から始まる日本のエネルギー産業盛衰の激流に呑みこまれ、豚の糞尿と密造酒の臭いが充満する佐賀・鳥栖駅前の朝鮮部落に、一人の異端児を産み落とした。孫家三代海峡物語、ここに完結。 |
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目次 |
第1章 孫家三代海峡物語 |
出版社 商品紹介 |
貧しさのもと育ったソフトバンク社長・孫正義氏はいかに身を起こしたのか。著者が朝鮮半島に繋がる血のルーツまで遡って取材した本格評伝。 |
出版社・メーカーコメント
ここに孫正義も知らない孫正義がいる 今から一世紀前。韓国・大邱で食い詰め、命からがら難破船で対馬海峡を渡った一族は、豚の糞尿と密造酒の臭いが充満する佐賀・鳥栖駅前の朝鮮部落に、一人の異端児を産み落とした。 ノンフィクション界の巨人・佐野眞一が、全4回の本人取材や、ルーツである朝鮮半島の現地取材によって、うさんくさく、いかがわしく、ずる狡く……時代をひっかけ回し続ける男の正体に迫る。 “在日三世”として生をうけ、泥水をすするような「貧しさ」を体験した孫正義氏はいかにして身を起こしたのか。そして事あるごとに民族差別を受けてきたにも関わらず、なぜ国を愛するようになったのか。なぜ、東日本大震災以降、「脱原発」に固執するのか――。 全ての「解」が本書で明らかになる。