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ファブラボのすべて イノベーションが生まれる場所

出版社名 ビー・エヌ・エヌ新社
出版年月 2020年2月
ISBNコード 978-4-8025-1159-9
4-8025-1159-0
税込価格 4,950円
頁数・縦 287P 24cm

商品内容

要旨

デジタル工作機械を用いて地域でのものづくりを促進させてきた工房、Fab Lab(ファブラボ)。その誕生から約20年の歩みをまとめた決定版。ソーシャル・イノベーションや“ファブシティ”構想など、次の一歩へ進むための土台となる一冊。どうやってラボをつくる?どんなプロジェクトができる?持続可能なラボにするには?ラボ同士のネットワークをどう築く?世界中に広がるファブラボの取り組みの中から、17カ国・27のプロジェクトを紹介。

目次

0 はじめに
1 ファブラボの歴史―その発祥と目的、展開、そして今後の方向性
2 ファブラボのなかみ―利用可能なテクノロジー、ツール、素材
3 ファブラボの意義―その哲学、基本目的、それぞれの目的
4 ファブラボのビジネス面―ラボの開設と維持、そして財政支援
5 創造のプロセス―ファブラボ・アムステルダムのプロジェクトから
6 ファブギャラリー―各地のファブラボのプロジェクト
7 パイオニアたち―ローカルなコミュニティのグローバルなコンセプト
8 付録

著者紹介

田中 浩也 (タナカ ヒロヤ)  
1975年、北海道札幌市生まれ。デザインエンジニア/ソーシャルエンジニア。京都大学総合人間学部、同人間環境学研究科にて建築CADを研究し、建築事務所の現場にも参加した後、東京大学工学系研究科博士課程にて、画像による広域の3Dスキャンシステムを研究開発。最終的には社会基盤工学の分野にて博士(工学)を取得。2005年に慶應大学環境情報学部(SFC)に専任講師として着任、2008年より同准教授。2016年より同教授。2010年のみマサチューセッツ工科大学建築学科客員研究員。2011年に社会実装拠点として国内初・アジア初のファブラボを鎌倉に開設、2012年に研究開発拠点として慶應義塾大学SFC研究所ソーシャルファブリケーションラボを設立、以後代表を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)