• 本

エコロジー幻想 日本社会を不幸にする 「環境にやさしい」が環境を破壊する

出版社名 青春出版社
出版年月 2001年5月
ISBNコード 978-4-413-03264-3
4-413-03264-0
税込価格 1,540円
頁数・縦 224P 20cm

書店レビュー 総合おすすめ度: 全1件

  • リサイクルは正しいのか?

    科学的な見地から、リサイクルを考えさせられる本です。論理的な破綻が無い、理論から説明をする手法で、多くの環境感情論から、真っ向から異論を展開してる。「リサイクル汚染列島」「リサイクルしてはいけない」の方が、始めての方には読みやすいでしょうが、論理の展開と言う意味では、この本の内容の方が、鋭い視点で展開され、説得力を持ち得ます。読むとゴミ分別がしたく無くなります。まーみんながしてますから、付き合いですネ(笑)

    (2003年3月24日)

商品内容

要旨

省エネ製品が、自然エネルギーが、田舎暮らしが、環境を悪化させている。部分的には正しくて全体では間違っている環境運動。もう感覚的な議論は止め、科学的な議論をするときだ。『「リサイクル」してはいけない』の著者が放つ、目からウロコの環境の話。

目次

序章 あまりに皮肉な「最も幸福な環境」
第1章 部分的には正しく全体では間違っているエコロジー
第2章 「環境にやさしい生活」の科学的な間違い
第3章 「目に見えるもの」より「目に見えないもの」を考える
第4章 自己満足でない「感動のある環境」で生活する
第5章 日本復活のカギを握る“エコロジー”発想

おすすめコメント

”環境”について語る前に、まずこの本をお読み下さい!省エネ製品が、自然エネルギーが、田舎暮らしが、環境を悪化させている。部分的には正しくて全体では間違っている環境運動。もう感覚的な論議は止め、科学的な議論をするときだ。「リサイクルしてはいけない」の著者が放つ、目からウロコの一冊。

著者紹介

武田 邦彦 (タケダ クニヒコ)  
1943年東京生まれ。東京大学教養学部卒業。芝浦工業大学材料工学科教授。前、環境・情報材料センター長。工学博士。66年旭化成入社後、同社ウラン濃縮研究所長などを経て、現職。自己代謝材料の開発に取り組む。日本エネルギー学会賞、工学教育賞(倫理)などを受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)