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素白先生の散歩

大人の本棚

出版社名 みすず書房
出版年月 2001年12月
ISBNコード 978-4-622-04821-3
4-622-04821-3
税込価格 2,860円
頁数・縦 237P 20cm

商品内容

要旨

素白先生=岩本堅一はジャーナリズムから遠く離れて生き、その消息は知るひとぞ知る。優れた国文学者にして、恐るべき散歩の達人。その世に隠れた珠玉の随筆を精選して大人の読書人に贈る。

目次

「山居俗情」(牛堀と長瀞
街の灯 ほか)
「素白集」(高台寺二趣
花の寺 ほか)
「素白集以後」(筑波
向島 ほか)
「遺珠」(古祠
孤杖飄然 ほか)

おすすめコメント

〈大人の本棚〉愛用のステッキを供に、寂れた宿駅をめぐり、横町の路地裏にあそぶ素白先生。しみるような哀感、えもいわれぬ豊かさ、密やかな華やぎが匂う遊行随筆の名品。刊行後、たちまち話題に!  21世紀が到来し、今、時代のキーワードは“大人”である。「静かな、心にしみる読書」を求める大人に向けての選文集。初っ端・第1冊目が本書。荷風に匹敵する文業家の珠玉のエッセー集である。

著者紹介

岩本 素白 (イワモト ソハク)  
本名、岩本堅一(いわもとけんいち)。明治16年(1883)年東京麻布に生れる。早稲田大学卒。早稲田大学文学部教授。退職後請われて麻布高校、跡見学園短期大学の教壇に立つ。国文学者。随筆家
池内 紀 (イケウチ オサム)  
1940年、兵庫県生まれ。ドイツ文学者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)