• 本

快楽 更年期からの性を生きる

出版社名 中央公論新社
出版年月 2006年3月
ISBNコード 978-4-12-003715-3
4-12-003715-0
税込価格 1,650円
頁数・縦 280P 20cm
シリーズ名 快楽

書店レビュー 総合おすすめ度: 全1件

  • 読書でしか得られないまさしく快楽の本

    とかく語られにくい。だのに人間の根源的なテーマである性の問題。そして女性の側の50才前後の更年期世代における男と女の性について数多くの取材の上で非常に冷静に且つ大変情熱的に仕上げられたこの本は本というものの特性を備えた本だと思う。 読書することによってしか得られないであろう人生の知恵、生き方、医学上の諸問題まで筆は及ぶ。 臆することなくてらうことなく事実を淡々と語りながら読者の胸にぐんぐん感動の波動が伝わってくる。 本を読むことの有益さをものの見事に開花させた一冊として推薦いたします。

    (2006年5月2日)

商品内容

要旨

現実と欲望の間で揺れる身体とこころ。求めつづける女たち。

目次

更年期は終わりではない
男性から見た女の更年期
ある人妻の告白
女たち、それぞれの性
ホルモン補充療法
漢方という選択肢
性交痛に悩み続けて
性交痛をめぐる問題
若い恋人の悩み
若々しい美肌を保つために
結婚と不倫、両方に夢破れて
ホルモン補充療法の効果
森瑶子さんの思い出
セックス奉仕隊に求めるもの
女の身体“進化”
結婚二十年目の真実
不倫相手と別れて
ハプニング・バー
結婚相談所
相手の過去を背負う
注文の多い女
セックスの重み
心療内科とのつき合い方
充実した夫婦間セックス
人生の伴奏者
あらたな性の目覚めに向けて

出版社
商品紹介

不眠、不定愁訴、火照り、動悸、ドライ・アイ…。それでも求めつづける、女であるがゆえの悩みと悦び。連載時から話題沸騰の衝撃作。

著者紹介

工藤 美代子 (クドウ ミヨコ)  
1950年(昭和25年)生まれ。チェコスロヴァキア・カレル大学を経て73年からカナダに移住し、バンクーバーのコロンビア・カレッジ卒業。91年『工藤写真館の昭和』で講談社ノンフィクション賞を受賞。93年帰国(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)