• 本

アホでマヌケなアメリカ白人

ゴマ文庫 G003L

出版社名 ゴマブックス
出版年月 2008年1月
ISBNコード 978-4-7771-5000-7
4-7771-5000-3
税込価格 765円
頁数・縦 341P 15cm

書店レビュー 総合おすすめ度: 全1件

  • 3年ぶりの映画でますます気を吐くムーアの代表作文庫化

    著者マイケル・ムーアは映画監督兼著述業兼投票者を自称する反骨の人です。本書は、題名からするとオチャラケタ印象で、表紙もそんなイメージですが、読者を笑わせながら、本気でブッシュ「大統領」とアメリカ白人社会にけんかを売っている本です。

    (2007年12月7日)

商品内容

要旨

次々と突きつけられるマヌケな事実とアホな現実…。こんなアメリカに追従するニッポンに未来はあるのか?奇才・ムーアの出世作が完全翻訳版で登場。

目次

プロローグ 何でこんなことになっちまったんだ?
1 まさに、アメリカ的クーデター
2 拝啓ジョージ殿―「大統領」ジョージ・W・ブッシュへの公開書簡
3 ダウがダウンでアップアップ
4 白人どもを殺せ
5 バカタレ量産国家
6 ちきゅうにやさしくキビシイ話
7 男たちへの挽歌
第8章 ウィ・アー・ナンバー・ワン!
9 巨大でシアワセな牢獄
10 脳死寸前民主党
11 人民の祈り
エピローグ 奴が「大統領職」に就いていやがるのは俺の責任なんだ…

おすすめコメント

アメリカで400万部、そして日本でも大ベストセラーとなった鬼才・ムーアの出世作!最新作映画「シッコ」上映に合わせ、ついに文庫化!つつましく生きる正直なアメリカ人を爆笑の渦に巻きこんだ9・11以降の大ベストセラー。日本以上にとんでもない米国政治家・経営者の悪行を天才プロデューサーがこきおろす。

著者紹介

ムーア,マイケル (ムーア,マイケル)   Moore,Michael
批評と笑いの精神に溢れるジャーナリスト兼映画監督。1954年ミシガン州のGM(ジェネラル・モーターズ)城下町フリントに生まれる。10代から政治活動に目覚め、22歳の時ラディカルで洒落の効いたジャーナリズムを目指した地域紙「フリント・ボイス」を創刊、以後10年間編集長として活躍。1989年地元GM工場の大量解雇を題材に撮った初めてのドキュメンタリー『ロジャー&ミー』が批評家から高い評価を受け、それ以後、TVプロデューサー、俳優、放送作家、シナリオ・ライターなども兼ねるマルチ・タレントに。2002年発表の反銃社会ドキュメンタリー『ボウリング・フォー・コロンバイン』は、カンヌ映画祭で55周年記念特別賞、アカデミー賞長編ドキュメンタリー部門を受賞、『華氏911』ではカンヌ映画祭パルムドールを受賞。2007年には医療制度に焦点をあてた『シッコ』で高評を得る
松田 和也 (マツダ カズヤ)  
大阪大学文学部美学科卒。翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)