• 本

悪の教典 上

出版社名 文藝春秋
出版年月 2010年7月
ISBNコード 978-4-16-329380-6
4-16-329380-9
税込価格 1,885円
頁数・縦 434P 20cm
シリーズ名 悪の教典

書店レビュー 総合おすすめ度: 全2件

  • 蓮見先生おっかなすぎ。

    蓮見先生おっかなすぎ。読後、しばらく寝心地が悪く、血圧が高い日が続いた。
    ハスミンが口笛で吹いているモリタートも聴き方がまったく変わってしまった。今後はモリタートを聴けばソニーロリンズではなく蓮見先生を思い出してしまうことだろう。ゆくゆくは18禁となるのか?お買い求めはお早めに!!

    (2011年3月26日)

  • 生まれながらのMONSTER

    読み始めは何が悪の教典になるのか全く理解できなかったが、読み進めて行くうちに背中が凍りつくような恐怖がヒタヒタと周りの空気を変えて行く。そんな恐ろしさを感じる物語。善良な教師の仮面がこちら側から見ると少しずつ少しずつ変貌して行くように感じる様は浦沢直樹さんの「MONSTER」を読んだ時のように恐ろしさとその先を見てみたいという欲求がごちゃまぜになって読まずにいられなくなる。

    (2011年1月30日)

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商品内容

文学賞情報

2010年 第1回 山田風太郎賞受賞

要旨

学校という閉鎖空間に放たれた殺人鬼は高いIQと好青年の貌を持っていた。ピカレスクロマンの輝きを秘めた戦慄のサイコホラー。

出版社
商品紹介

とびきり有能な教師がサイコパスだったとしたら、その凶行は誰が止められるのか。ピカレスクの輝きを秘めた戦慄のサイコ・ホラー。(下)も発売。