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誰かが足りない

出版社名 双葉社
出版年月 2011年10月
ISBNコード 978-4-575-23741-2
4-575-23741-8
税込価格 1,320円
頁数・縦 174P 20cm

書店レビュー 総合おすすめ度: 全1件

  • 誰かが足りない不安を描く短編集

    短いセンテンスで、読みやすい。6編の連作短編集。誰かが足りない不安が募るけれども、
    誰かを待っている温かい気持ちが心地よいということが分かる。

    (2012年2月29日)

商品内容

要旨

足りないことを哀しまないで、足りないことで充たされてみる。注目の「心の掬い手」が、しなやかに紡ぐ渾身作。偶然、同じ時間に人気レストランの客となった人々の、来店に至るまでのエピソードと前向きの決心。

出版社
商品紹介

予約を取ることも難しい、評判のレストラン「ハライ」。10月31日午後6時に、たまたま一緒に店にいた客たちの、それぞれの物語。

著者紹介

宮下 奈都 (ミヤシタ ナツ)  
1967年、福井県生まれ。上智大学文学部哲学科卒業。2004年「静かな雨」が文學界新人賞佳作に入選。07年、初の単行本で書き下ろし長編の『スコーレNo.4』が発売されると、たちまち評判となる。人の心の内をきめ細かに掬いとった作品は多くの支持を得、今もっとも注目される作家のひとり(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)