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モータリゼーションの世紀 T型フォードから電気自動車へ

岩波現代全書 096

出版社名 岩波書店
出版年月 2016年11月
ISBNコード 978-4-00-029196-5
4-00-029196-3
税込価格 2,530円
頁数・縦 263,7P 19cm

商品内容

要旨

ヘンリー・フォードが一九〇八年T型フォードを発売し、クルマが社会に広く普及してから一世紀。モータリゼーションは人びとの暮らし方から、産業・経済構造までも大きく変え、環境に負荷をかけながらも、いまや多くの発展途上国においても進んでいる。このモータリゼーションを主導してきたビッグスリー(GM、フォード、クライスラー)を軸に、欧州、日本、新興国をも視野に入れて自動車産業の栄枯盛衰の歴史を辿り、電気自動車、自動運転等々、一大技術革新期を迎えた自動車文明のこれからを展望する。

目次

プロローグ―激変する世界の自動車産業
第1章 アメリカ自動車産業の誕生と成長
第2章 アメリカ自動車産業の「黄金時代」―その光と影
第3章 「黄金時代」の揺らぎと「日米逆転」
第4章 ビッグスリーの「復活」と米国自動車産業のグローバル化
第5章 GMの経営破綻
エピローグ―二一世紀のビッグスリーとアメリカの自動車文明の行方

おすすめコメント

米ビッグスリーを軸に自動車産業の栄枯盛衰の歴史を辿り、これからの自動車社会を展望する。

著者紹介

鈴木 直次 (スズキ ナオツグ)  
1947年生まれ。70年上智大学経済学部卒業、76年東京大学大学院経済学研究科博士課程単位取得退学。専修大学経済学部専任講師、助教授を経て、同教授。博士(経済学)。専攻はアメリカおよび国際経済(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)