街間格差 オリンピック後に輝く街、くすむ街
中公新書ラクレ 643
出版社名 | 中央公論新社 |
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出版年月 | 2019年1月 |
ISBNコード |
978-4-12-150643-6
(4-12-150643-X) |
税込価格 | 990円 |
頁数・縦 | 267P 18cm |
商品内容
要旨 |
「家を買うなら五輪後」とまことしやかに語られる東京23区。しかしこの瞬間、大きな変化はすでに起こっていた!不動産事情に詳しい著者曰く、「働き方改革」に象徴されるライフスタイルの変化に伴い、住まい探しの絶対的価値基準「沿線ブランド」「都心まで○分」が崩壊。街の“拠点化”が進んだ先に新たな格差が露呈し始めたという。湾岸タワマン、団地、観光地―。東京に住むなら、この先やってくる「街間格差」に備えよ! |
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目次 |
第1章 2020年以前―何が東京を形作ったのか(東京を形作ったものとは |
おすすめコメント
再開発や新駅設置、湾岸部のインフラ整備など変化の激しい東京23区。「五輪がターニングポイント」と言われるも、その時を待たず「どの街に住むか」で住民が得るメリット・デメリットが大きくなり始めた。今回、街や不動産の趨勢をテーマにしたヒット本を多く手がけた牧野氏が、五輪後に起こる変化を大予想。輝く街とくすむ街を浮かびあがらせる。いわく「働き方改革」に象徴されるライフスタイル激変と続発する相続問題に伴い、住まい探しの絶対的価値基準「沿線ブランド」「駅まで○分」が崩壊。特定の街の「拠点化」が進む先に「街間格差」が表出するという。それが明確化するのが五輪前後で、その動きは既に「住みたい街ランキング」へ現れ始めたと指摘する。ブランド住宅街、湾岸タワマン街、団地、観光地……。東京で生きるなら、やってくる「街間格差」に備えよ!