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ぼくはウーバーで捻挫し、山でシカと闘い、水俣で泣いた

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2022年11月
ISBNコード 978-4-04-400715-7
4-04-400715-2
税込価格 1,650円
頁数・縦 220P 19cm

商品内容

要旨

経済ってなんだ?社会ってなんだ?いつでも問い直すことが新たな知を産み、世界を変える。気鋭の研究者が日本全国をめぐり、体験し、考えた!斎藤幸平、現場で学ぶ。

目次

第1章 社会の変化や違和感に向き合う(ウーバーイーツで配達してみた―自由と、自己責任と
どうなのテレワーク―見直せ、大切な「無駄」
京大タテカン文化考―表現の自由の原体験 ほか)
第2章 気候変動の地球で(電力を考える―1人の力が大きな波に
世界を救う?昆虫食―価値観の壁を越えれば
未来の「切り札」?培養肉―食のかたちをどう変えるか ほか)
第3章 偏見を見直し公正な社会へ(差別にあえぐ外国人労働者たち―自分事として
ミャンマーのためにできること―知ることが第一歩
釜ケ崎で考える野宿者への差別―内なる偏見に目を ほか)

出版社・メーカーコメント

いま、日本でおきていることを学びに。経済思想家・斎藤幸平が研究室を飛び出して日本全国へ。岐路に立ち、新しい世界をつくるため奮闘している人、困っている人、理不尽と立ち向かっている人たちの声を聞き、現場から未来を考える。

著者紹介

斎藤 幸平 (サイトウ コウヘイ)  
1987年生まれ。東京大学大学院総合文化研究科准教授。ベルリン・フンボルト大学哲学科博士課程修了。博士(哲学)。専門は経済思想、社会思想。『Karl Marx’s Ecosocialism』(邦訳『大洪水の前に マルクスと惑星の物質代謝』角川ソフィア文庫)によって権威あるドイッチャー記念賞を日本人初、歴代最年少で受賞。同書は世界9ケ国語で翻訳刊行されている。日本国内では、晩期マルクスをめぐる先駆的な研究によって日本学術振興会賞受賞。『人新世の「資本論」』(集英社新書)で新書大賞2021を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)