• 本

クリシュナムルティ・スクールの民族誌的研究

出版社名 多賀出版
出版年月 2003年2月
ISBNコード 978-4-8115-6391-6
4-8115-6391-3
税込価格 8,360円
頁数・縦 281P 22cm

商品内容

要旨

本書は、一つのクリシュナムルティ・スクールにおいて作成された民族誌をもとに、従来とは異なった視角から学校現象にせまろうと試みた。本民族誌の作成過程においては、インド南部の農村に学校が設立され、社会の教育機関として機能していく様子を参与観察によって追い、学校の様々な活動やそれを取り巻く世界が、子どもや教師たちによって、いかに意味づけられているかを探った。学校における知の姿を、カリキュラムや理念からではなく、「生きられている世界」の姿から帰納しようというのが本書のテーマである。

目次

序章 本研究の目的・方法・構成
第1章 J.クリシュナムルティとクリシュナムルティ・スクール
第2章 調査地域の社会構造と教育状況
第3章 SVNの教育観
第4章 SVNにおける生活と教育の実態
第5章 SVNにおける価値の態様と知の構造
終章 本研究の展望の今後の課題

著者紹介

武井 敦史 (タケイ アツシ)  
1968年横浜生まれ。1992年筑波大学人間学類卒業。1994年筑波大学大学院教育研究科(修士課程)修了。1997年筑波大学大学院教育学研究科(博士課程)単位取得退学。同年日本学術振興会特別研究員。1999年兵庫教育大学学校教育学部専任講師。現在に至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)