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ピノチェト将軍の信じがたく終わりなき裁判 もうひとつの9・11を凝視する

出版社名 現代企画室
出版年月 2006年9月
ISBNコード 978-4-7738-0608-3
4-7738-0608-7
税込価格 2,640円
頁数・縦 238P 20cm

商品内容

要旨

その凶暴さにおいて比類なきチリ軍事クーデターは1973年9月11日に実行された。米国の支援を受けて―それから25年後、ロンドンでジェノサイドの容疑でスコットランドヤードに逮捕された軍事政権の中心人物、ピノチェト将軍の裁判をめぐるサスペンス・ドキュメント。

目次

ピノチェト将軍の信じがたく終わりなき裁判
ファースト・エピローグ チリの影
セカンド・エピローグ 圧制者たちへの長いお別れ

著者紹介

ドルフマン,アリエル (ドルフマン,アリエル)   Dorfman,Ariel
1942年、アルゼンチンに生まれる。45年米国に移住。マッカーシー時代にチリに移住し、後年チリ国籍を取得。アジェンデ政権時代には、官房長官の顧問を務める傍ら、コミックや児童文学を対象に、文化帝国主義の批判的な分析を行なって、すぐれた成果をあげた。軍事政権下では亡命を余儀なくされ、アルゼンチン、オランダ、フランスなどを転々とした後、米国に定住した。その間に、表現活動は小説、戯曲へと広がる一方、政治的・社会的な発言も活発に行なった。現在は米国のデューク大学教授としてノースカロライナ州ダーラムに住み、チリとも行き来している
宮下 嶺夫 (ミヤシタ ミネオ)  
1934年京都市生まれ。慶大文学部心理学科卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)