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環境哲学と人間学の架橋 現代社会における人間の解明

出版社名 世織書房
出版年月 2015年3月
ISBNコード 978-4-902163-78-0
4-902163-78-0
税込価格 2,640円
頁数・縦 294P 20cm

商品内容

要旨

現代という時代が映し出す“人間の危機”と“環境の危機”。この社会病理の超克は可能なのか!?「人間存在にとっての“環境”とは何か」―この問いを追究し続けることで、新たな階梯は始まる。“脱近代”の環境哲学。

目次

総論(人間学とは何か―人間学から環境哲学への架橋
環境哲学とは何か―環境哲学から人間学への架橋)
第1部 人間学から環境哲学への架橋(「真の環境ラディカリズム」と“自然さ”の視点―小原秀雄の“自己家畜化”論を手懸りに
環境危機を踏まえた人間の現代的なあり方―「ケアの倫理」批判から考える
環境化する情報技術とビット化する人間―現代情報社会における人間存在を問い直す
現代における根こぎとアイデンティティの問題)
第2部 環境哲学から人間学への架橋(環境哲学における「持続不可能性」の概念と「人間存在の持続不可能性」
環境哲学・倫理学からみる「鳥獣被害対策」の人間学的意義―“いのち”を活かしあう社会のために
環境哲学と「場」の思想
人間にとっての共生を考える―“共”の視座からのアプローチ)

著者紹介

上柿 崇英 (ウエガキ タカヒデ)  
1980年生。大阪府立大学准教授
尾関 周二 (オゼキ シュウジ)  
1947年生。東京農工大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)