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行為主体性の進化 生物はいかに「意思」を獲得したのか

出版社名 白揚社
出版年月 2023年11月
ISBNコード 978-4-8269-0252-6
4-8269-0252-2
税込価格 3,410円
頁数・縦 270P 20cm

商品内容

要旨

何をするべきかを自分で意思決定し、能動的に行動する能力、それが「行為主体性」だ。太古の生物はただ刺激に反応して動くだけの存在だった。生物はどのようにして、人間のような複雑な行動がとれるようになつたのか?進化心理学、進化生物学、行動生態学、認知科学など、動物と人間に関する研究成果をもとに、太古の爬虫類から人間にいたる行為主体性の進化の道筋を明らかにし、包括的な行為主体のモデルを提唱する画期的な新理論。

目次

第1章 はじめに
第2章 行為主体のフィードバック制御モデル
第3章 目標指向的行為主体―太古の脊椎動物
第4章 意図的行為主体―太古の哺乳類
第5章 合理的行為主体―太古の類人猿
第6章 社会規範的行為主体―太古の人類
第7章 行動組織としての行為主体

著者紹介

トマセロ,マイケル (トマセロ,マイケル)   tomasello,Michael
デューク大学心理学・神経科学教授、マックス・プランク進化人類学研究所名誉所長
高橋 洋 (タカハシ ヒロシ)  
翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)