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「いじめ防止対策」から学校をつくりなおす 「調査」は対話のはじまり

出版社名 かもがわ出版
出版年月 2025年8月
ISBNコード 978-4-7803-1389-5
4-7803-1389-9
税込価格 2,090円
頁数・縦 225P 19cm

商品内容

要旨

生きづらくても「明けない夜はない」。苦しむ子どものために、大人たちにできることは何か。

目次

第1部 教育学的な視点で「いじめ問題」を考え直す(現場に「対話」がない制度改革でいいのか
第三者調査を「対話」のはじまりにする)
第2部 子どもの仲間づくり、大人の関係づくりを考える(「先生、あのさぁ」という風景―ともに解決するクラス作り
いじめを受けた子どものその後―謝罪の会で済ませない
背景や加害児童生徒をどう調査するか―第三者委員の実感
「外から来た人」だからできること―スクールソーシャルワーカーの役割)
第3部 これからの「重大事態」対応のあり方を考える(法令・ガイドラインで解消しない困難ととまどい
いじめ防止対策を進めるための条件整備の課題
今ある「重大事態対応」の枠組みを使ってできること
救えなかった「いのち」からの問いをどう引き受けるのか
被害にあった子どもの側から学校に望むこと)
第4部 これからのいじめ防止策に求められること(「対話」のための公教育の条件整備はどうあるべきか
子どもたちの自立支援の再出発に)

出版社・メーカーコメント

国がいじめ対策を打ち出しても増え続ける自死などの重大事態。関係者の様々な実践をもとに、風通しの良い学校をつくる方策を探る。

著者紹介

鈴木 庸裕 (スズキ ノブヒロ)  
日本福祉大学教育・心理学部教授
住友 剛 (スミトモ ツヨシ)  
京都精華大学国際文化学部教授
船越 裕和 (フナコシ ヒロカズ)  
公立小学校教師、全国生活指導研究協議会常任委員
高橋 直紹 (タカハシ ナオツグ)  
愛知県弁護士会子どもの権利委員会委員
松本 潤子 (マツモト ジュンコ)  
スクールソーシャルワーカースーパーバイザー
渡邊 充佳 (ワタナベ ミツヨシ)  
こころ・からだ・くらし・相談室ハルジオン代表
古豊 慶彦 (フルトヨ ヨシヒコ)  
子どもの権利オンブズパーソンながさき代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)